おうちで温泉気分第二十二弾「自然湧出のお湯が湧く猫のいる老舗宿 桐屋旅館」

台湾現地日本情報マガジン『WAttention TOKYO+ 挖!日本』の人気連載記事「日本元氣溫泉之旅」を覗き見。温泉ライター西村理恵さんの記事を読みながら、おうちで温泉気分を味わってみてはいかがでしょうか?


今回ご紹介するのは、長野県野沢温泉。

野沢温泉と言えば、冬の時期の地獄谷野猿公苑が国内外問わず有名ですね。

温泉に浸かるサルももちろんかわいいのですが、個人的には道中の雪景色も幻想的でとても好きです。

また、冬以外のグリーンシーズンも魅力いっぱいなので、県外移動も緩和されたことですし、是非足を運んでみてはいかがですか?


自然湧出のお湯が湧く猫のいる老舗宿
長野県野沢温泉 桐屋旅館


 長野県北部の野沢温泉には30数本の源泉がありすべてが自然湧出泉です。日本にある約3000ヵ所の温泉地の中でも、これはたいへん稀なこと。昔から温泉を大事に守り続けてきた野沢温泉の住民たちの心意気が感じられます。

 そんな温泉村のシンボルが麻釜(おがま)。地面からふつふつと熱いお湯が湧き出している村の台所的存在で、村人たちはここで野沢菜や野菜を茹でたり、温泉玉子を作ったりしています。今回紹介する桐屋旅館は、麻釜から徒歩30秒の好立地にあります。

 創業は明治21年。数寄屋造りの本格的な離れや、快適に過ごせる3階建ての本館和室がある全14室の中型旅館で、常連さんに人気の宿です。敷地内に2本の源泉を持っていて、温泉は源泉かけ流し。とろりとした肌触りのアルカリ性のお湯で、軽やかな硫黄の匂いもあって、入浴後はお肌がさらりとする感覚です。大きなお風呂ではありませんが、程良い広さで落ちついて入浴ができます。施設も、豪華ではありませんが、清潔で整っていて過不足なく過ごせます。

 食事は鯉の洗いや笹ずし、信州黄金シャモの鍋など地元食材をたっぷりといただけます。また朝食だけの滞在も歓迎しており、温泉街の食事処などを紹介してもらえます。贅沢すぎず、家庭的すぎず、整った清潔な施設にフレンドリーな対応、すべてが程良くバランスがとれています。そのおかげでしょうか、長く滞在しても、何度行っても、疲れないのです。行けば行くほど好きになる居心地のいい宿です。

 そしてこちらの宿には、キュートな看板猫のお出迎えもあるんですよ。気が向いたら部屋まで案内もしてくれます。猫好きさんにもオススメです。


桐屋旅館

  • 住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8714−2
  • 電話 0269-85-2020
  • 交通 上越新幹線飯山駅よりバス25分
  • 料金 冬季料金 1泊2食1万6200円〜 1泊朝食付き1万3000円〜
  •      春~秋料金 1泊2食1万3000円〜 1泊朝食付き1万円〜
  • 公式WEB https://kiriya.jp

実際に掲載された『WAttention TOKYO+ 挖!日本(台湾版)』の記事は、オンラインでもお楽しみいただけます。

日本元氣溫泉:長野縣野澤溫泉 桐屋旅館 | WAttention

店貓坐鎮 擁有天然湧泉的老舖旅館 長野縣野澤溫泉 桐屋旅館 野澤溫泉位於長野縣北部,這裡擁有30多處天然湧泉,在日本相當罕見,其中最具代表性的湧泉為麻釜湧泉。村民們會利用其溫泉水來煮在地的野澤菜、各式蔬菜以及溫泉蛋,因此在當地被視為是村落的廚房。來到這邊,可以感受到村民們自古以來守護著野澤溫泉的心意。 相隔麻釜湧泉不遠的桐屋旅館,創業於明治21年,本館為3層樓的數寄屋(註1)建築,是當地頗具人氣的老舖旅館。館內擁有2處從地下自然湧出的自家湧泉,泉質屬於鹼性溫泉,對肌膚的刺激性較低,可以聞到些許的硫磺味,入浴後肌膚會變得更加細緻滑嫩。浴池雖然不算大,但仍舒適有餘。以老舖旅館來說,設備雖然稱不上豪華,但也不至於讓你覺得不夠整潔。 晚膳提供鯉魚洗(註2)、笹壽司(註3)、以及信州黃金鬥雞(註4)火鍋等料理。若想出去外頭吃,旅館人員也會親切地介紹周邊的餐廳給你。樸素中帶著溫馨,恰到好處的款待,加上整潔舒適的環境,每次造訪都能讓你更加地愛上這家旅館。此外,這裡還有隻可愛的店貓,幸運的話,牠還會帶你進房間,喜歡貓咪的你一定要住上一晚。 註1: 日本傳統建築形式之一,指的是依喜好( 如茶道、花道等) 打造的家。 註2: 料理時用冷水沖洗緊實魚肉的鯉魚生魚片料理。 註3: 信州飯山地方的鄉土料理,天然竹葉上放置醋飯跟山菜等再用力擠壓成型的壽司。 註4: 信州的品牌雞種,調理後的肉質呈金黃色而得其名。 桐屋旅館 地址:長野縣下高井郡野澤溫泉村大宇豐鄉8714 – 2 電話: 0269-85-2020 交通方式:從北陸新幹線「飯山」站轉乘「野澤溫泉Liner」巴士約25分鐘 費用:旅館住宿方案一晚附兩餐從13,000日圓起,一晚附早餐從10,000日圓起;冬季價格為一晚附兩餐從16,200日圓起,一晚附早餐從13,000日圓起 網站:kiriya.jp(日文) 溫泉作家 ⻄村理惠(りえ) 畢業於東京大學教育學部。日本溫泉地域學會理事。以大自然的療效為主題,在日本各大報章雜誌撰寫溫泉報導,已有 25年以上經驗,對台灣的溫泉也很感興趣。 BLOG:http://ameblo.jp/rierienishi/ 更多「日本元氣溫泉」請看 wattention.com/tw/japan-genki-onsen/

WAttention

0コメント

  • 1000 / 1000

WAttention

「WAttentionの記事を日本語で読みたい!」 「外国人目線を日本語で解説してほしい」というリクエストにお答えし、日本人スタッフがお届けするWAttentionの裏ブログです。スタッフが業務を通じて見えた、日本の魅力も、お伝えしていきたいと思います!