台湾現地日本情報マガジン『WAttention TOKYO+ 挖!日本』の人気連載記事「日本元氣溫泉之旅」を覗き見。温泉ライター西村理恵さんの記事を読みながら、おうちで温泉気分を味わってみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは、福島県高湯温泉 吾妻屋。
調べていたら、昭和40年の高湯温泉を舞台にした「赤ベコ物語」という映画を発見しました。ソフト化や配信はされていないようですが、高湯温泉の公式Facebook内で鑑賞をすることができます。
この作品、なんと「日本のいちばん長い日」や「独立愚連隊」で有名なあの岡本喜八さんが監督ということで大変驚きました。
さらに、ナレーションは水戸黄門シリーズや必殺仕事人シリーズで有名な芥川隆行さん。
驚くべき豪華制作陣です。。
白いにごり湯から見る雪景色
福島県高湯温泉 吾妻屋
大手旅行情雑誌『じゃらん』が毎年実施している「人気温泉地ランキング」で、2016年、最も満足度が高かった福島の高湯温泉。400余年の歴史を持つ山のいで湯は、開湯以来ずっと自然湧出のお湯を守ってきた。賑やかな温泉街やお店はないけれども、素晴らしいお湯と自然の恵みにあふれている。温泉に一番大切な要素がここにはある。
今回紹介する吾妻屋も、代々お湯を守って来た老舗の宿。高湯の中心にあり、創業は今から150年前の江戸末期。10室だけの小さな宿だが、全部で8つの浴室があり、すべての浴槽が源泉かけ流し。お風呂に入るとふわっと湯花が舞いあがり、青白い湯の白色が一層濃くなる。酸性だが肌に滑らかな入浴感で、つい長湯をしてしまう。そのお陰か、ほどよく体がくたびれ、いつも気持ちよく眠ることができる。自然に包まれ深い安らぎを感じられる湯宿だ。
宿の建物から一旦、外へ出て入りに行く露天風呂も、全身で自然を感じられる。冬は雪の通路を通って、2ヵ所ある露天小屋まで30〜80メートルほど歩いて行く。標高750メートル、外は凍えるような寒さだ。けれども雪景色の中で入る温泉のあたたかさや風情は忘れられない思い出を刻んでくれるはず。南国台湾の皆さんには特にオススメだ。
高湯温泉 吾妻屋
住所:福島県福島市庭坂字高湯33
電話:024-591-1121
交通:JR東北新幹線福島駅西口より高湯温泉行きバス40分の安達屋旅館前下車すぐ
費用:1泊2食1名1万950円〜(曜日などにより異なる)
http://www.takayu-azumaya.jp
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