おうちで温泉気分第二十四弾「仏の里、国東半島にあるお寺の宿　旅庵 蕗薹」

台湾現地日本情報マガジン『WAttention TOKYO+ 挖！日本』の人気連載記事「日本元氣溫泉之旅」を覗き見。温泉ライター西村理恵さんの記事を読みながら、おうちで温泉気分を味わってみてはいかがでしょうか？

今回ご紹介するのは、大分県の旅庵 蕗薹。

みなさん、「蕗薹」読めますか？

「ふきのとう」だそうで、自分の日本語力の低さにショックを受けました。。

この旅庵 蕗薹は国宝の富貴寺に隣接した温泉です。

毎年準備ままならずぶっつけ本番で通訳案内士に玉砕している私からプチ情報。

「富貴寺大堂」は、画像問題で頻出。幾度見たことか。。
今年の試験を受ける方受けない方も、是非覚えておいて損はないです。

天台宗の由緒あるお寺、富貴寺の大堂は、平等院鳳凰堂や中尊寺金色堂と並ぶ日本三大阿弥陀堂の一つなのです。
画像はこちらで覚えましょう→大分県公式観光サイト

仏の里、国東半島にあるお寺の宿
大分県富貴寺温泉
旅庵 蕗薹

　せっかく日本を訪ねるのだから、これぞニッポンという宿に泊まりたい、そう考える人にピッタリな宿を紹介します。国宝・富貴寺の傍らにある蕗薹です。こちらはご住職のご家族が切り盛りする8室だけの木造小宿。周囲の自然に溶け込むようなスッキリとした佇まいで、削ぎおとされた美しさが感じられます。どの部屋も、扉を開けると内庭へ出られる造りになっていて、大きな窓からは美しい竹林が眺められます。小さな美しい里で暮らしている人たちの営みの中に、参加させていただいているような気分になってくる居心地のいい宿です。

　お風呂は男女別の内風呂で別棟にあります。贅沢にお湯をかけ流すスタイルではありませんが、炭酸水素塩泉らしいツルツルとした感触が楽しめる薄く色の付いたお湯です。シャンプー類などは環境配慮型のものを使っています。部屋数も少なく、日帰り入浴も受け入れていないので、混雑することなく、緑の木々を眺めながらゆっくりとお風呂を楽しめます。

　地元の食材を使ったお料理もぜひ味わってみてください。白和えや胡麻豆腐、芋饅頭に蕗など季節の煮物、副住職が手打ちする豊後高田のそばなど、手間のかかった里の味をいただけます。予約をすればベジタリアン料理も用意してもらえます。見た目は華やかではありませんが、食べるほどに味わい深く、じみじみと美味しい料理ばかりです。

　こちらでは、希望すればお寺で座禅や写経などの体験もできます。自然と共に暮らしてきた仏の里で、自由にのんびりと過ごせます。

旅庵 蕗薹

• 住所　大分県豊後高田市田染蕗2365
• 電話　0978-26-2668
• 交通　大分空港よりバス35分またはJR宇佐駅前よりバス24分のふき下車、要連絡で送迎あり
• 料金　1泊2食1万950円〜
• 公式WEB　http://ryoanfukinotou.com

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