台湾現地日本情報マガジン『WAttention TOKYO+ 挖!日本』の人気連載記事「日本元氣溫泉之旅」を覗き見。温泉ライター西村理恵さんの記事を読みながら、おうちで温泉気分を味わってみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは、岩手県花巻市にある鉛温泉 藤三旅館。
是枝裕和監督作「海街diary」のロケ地としても有名ですね。調べたところ、海街diaryプランという通常とは異なる女性の方には嬉しい特別プランがあるようです。
「万引き家族」でパルムドール受賞をし、今や日本を代表する巨匠の監督ですが、「海街diary」公開当時から「ジュラシックワールド」や「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」などの夏休み大作映画と並んでも強い一本であったことを思い出します。
温泉ファンはもちろん映画ファンからも人気を誇る鉛温泉 藤三旅館。
西村さんの記事を読んで、さらに訪れたくなりました。
木造湯宿の懐かしい空気に浸る
鉛温泉 藤三旅館
鉛温泉は、日本の湯宿らしさを存分に感じられる一軒宿だ。昭和16年に建てられた木造3階建ての本館は、廊下も広く天井も高い。雪国の宿らしい堂々とした堅牢さと端正な造り。人気映画『海街diary』の舞台となった客室もあり、映画ファンの訪れも絶えない。こうした通常客室のほか、湯治部と呼ばれる簡素でお手頃な部屋もある。こちらは自炊もできるので、長期間滞在して体の調子を整えたい人にも利用されている。館内には売店もあり日用品や食品を買うことができる。
浴室は4ヵ所。5本の源泉から自噴するアルカリ性のお湯が源泉100%かけ流しで注がれている。中でも「白猿の湯」は必ず入りたい名物風呂。20段ほどの階段を下りた底に楕円形の浴槽がある。深さ平均125センチ。立ったまま入ると透明でキレイなお湯の中に体がフワフワと浮いてくるよう。浮遊感があって気持ちがいい。水圧がかかるためか、足のむくみがとれてすっきりとしてくるよう。基本は混浴だが女性専用時間ももうけられているのでぜひ入浴してみて欲しい。
温泉に浸かり、美味しい料理をいただき、川音を枕に休む。ここでは時間がゆっくりと流れていく。
藤三旅館
●住所 岩手県花巻市鉛字中平75−1
●電話 0198−25−2311
●交通 JR東北本線花巻駅より新鉛温泉行きバス30分の鉛温泉下車、徒歩2分(宿泊者は新花巻駅より要予約で無料送迎あり)
●金額 旅館部1泊2食1万410円〜、湯治部素泊まり1泊3202円〜、入浴のみ700円(7時〜21時)
https://www.namari-onsen.co.jp
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