和テンション営業部の徳田です!
今回は弊社が約9年前に発行したTRAVEL GUIDE TO AID JAPANの記事をご紹介。
こちらは、2011年3月11日の東日本大震災後に、日本への風評被害を払拭すべく発刊されたチャリティブック。日本を愛する世界のセレブや文化人によって寄せられたこのメッセージ集には、日本のおすすめの場所や建物、お店、行事などが紹介されています。
寄稿者は女優のジェーン・バーキン氏や、ファッションデザイナーのポール・スミス氏など著名人41名。世界各界で一流と名高い人々の日本への視点を知ることで、自国の魅力を再発見できます。
今回は寄稿者の一人、ポールスミス氏のお気に入りJAPANをご紹介。
ポール・スミス(イギリス)
ファッション・デザイナー
訪日回数 1982年以来80回以上
推薦:妻籠と馬籠
東京なら、様々な種類のショップが立ち並ぶ渋谷を勧めるね。青山/原宿もハイエンドからローカルの小さな店、ビンテージまで幅広いファッションショップがあって面白い。田舎であれば、歴史的な古い家と通りが現存する、妻籠と馬籠がお勧めだ。
30年ほど前、日本でまだビジネスを始めたばかりのころは、個人的に田舎のほうへも旅行したもんだが、今は忙しすぎて、青山の自分のオフィスの近所を歩きまわるくらいしか出来ないんだ。でも、みんながどんな服を着ているかなど見ていると、毎回新しくて興味深いものを発見するね。
去年、雑誌のプロジェクトで妻籠と馬籠に行けたのはラッキーだったよ。これらの場所はとても美しく、昔の風景そのままに残っていて、とても貴重だ。驚嘆すべき場所だね!
【編集注記】 中山道の二つの歴史的な宿場町
妻籠と馬籠は、江戸時代、江戸と京都を結ぶ5つの主要幹線であった五街道のひとつ、中山道にある宿場町。中山道には、全部で69の宿場町があった。
妻籠(つまご)と馬籠(まごめ)は、江戸時代にタイムスリップしたような古い町並みが印象的。一方で常に新しいものが更新され続け、めまぐるしく変わり続ける渋谷や原宿。日本人ながら、いろんな顔を持つ日本の面白さを教えてもらったような気持ちになりました。
JAPAN TRAVEL GUIDE TO AID JAPANでは、他にも著名人らによる「お気に入りJAPAN」が集約されています。他にも気になる方は、JAPAN TRAVELのカテゴリからチェックしてみてください!
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「WAttentionの記事を日本語で読みたい!」 「外国人目線を日本語で解説してほしい」というリクエストにお答えし、日本人スタッフがお届けするWAttentionの裏ブログです。スタッフが業務を通じて見えた、日本の魅力も、お伝えしていきたいと思います!
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